読んでて気分のいい事ははっきり言って書いてないです。
自分勝手なことも書いていると思います。
私が閉鎖に思い至った理由を、書いただけです。面白くも無いです。ただ、これだけは伝えたいということも書きました。
それを踏まえたうえで、読んでみようと思われる方だけ、読んでください。
伝えたかったことだけ読みたい方は、最後の方だけ読んでくださればそれだけで十分です。
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閉鎖という選択肢が出てきたのは、昨日今日のことではありません。
三人でちゃんと閉鎖について話合ったのはつい最近です。まぁ、それでも２、３ヶ月ほど前にはなるのですが。
そこでの理由は、「個人のサイト」をしたい、してみたいという内容でした。
管理人が複数いるというのは、やはり気心知れた友人でも、遠慮が生まれます。 自分ひとりのサイトではないから、やはり好き勝手に出来ません。それはいい意味でも、悪い意味でもです。
まぁそれ以外にも理由があるかも知れませんが、特に三人とも異論はなく、それじゃぁいつにしようかと話しました。
そして話すだけ話し、何のアクションも起こさず月日は流れました。
その間にも更新するわけでもなく、日記を書くわけでもなく、ずるずるとサイトだけが放置されました。
その間が特に管理人三人ともが、オフの生活が忙しかったのも理由に挙がります。
ですが私には、更新停滞には別の理由がありました。
私が一番最初にＨＰを立ち上げた時から、『蕾姫』という夢小説を掲載していました。
初期から来ていただいた方はご存知かと思いますが、移転や合併をしても、『蕾姫』はずっとサイトにありました。
メインの連載として、たくさんの方に見ていただき、たくさんの感想や激励をいただきました。
たくさんのありがとうの気持ちをいただきました。とてもとても、嬉しい気持ちをいただきました。
そして、たくさんの更新の催促を受けました。
その気がなかった方もいらっしゃったと思います。純粋に、続きを楽しみにしていると伝えたかっただけの方もいたでしょう。
でも、「更新はまだですか」や「更新しないんですか」等の言葉は辛かったです。
催促されるということもですが、楽しみにしてくれているのにその気持ちに答えられないというのも辛かった。
同時に、怒りも覚えました。
私達は、私は、「誰か」のためにサイトを開いて運営しているわけではありません。
サイトの案内にも載せていたように「自己満足」のサイトです。
作品を好きになってくれるのは本当に嬉しいです。その気持ちに嘘はありません。
ですがだからと言って私に更新する義務があるわけではないのです。
私は学生です。他の二人も学生です。
日がな一日パソコンを触っていられるわけではないし、小説を書くことばかり考えていられる生活はしていないです。
むしろそんな生活が送りたいけれど、授業やバイト、クラブではっきり言ってそんな時間さえままならなかった。
ここで私情を持ち上げるのも嫌ですが、実習もあるしテストもある。単位を落とすと、資格が貰えないんです。
短大生で専門職の資格を取得するため、授業も朝から晩までほとんど埋まってます。
はっきり言って高校時代よりトータルの授業時間が長いです。６時過ぎまで授業受けて、そこから１０時以降までバイト。
実習に至っては、はっきり言って小説を考える時間さえ惜しいです。事前準備に追われ、日誌を書くのに追われ、ストレス云々で精神的にも不安定になるし、パソコンも開いてられるか！な状態です。
そんな中でも小説書きたい！、と思う中、そのようなメッセージが届くと何だか自分が馬鹿らしくなります。
部屋の掃除しようと思って動き始めた時に、「掃除しなさい」と怒られた気分になります。
正直、やりたくなくなります。かえって、やるもんかと思ってしまいます。
実際そう思って、更新もしなかった。出来なかった。
面白かったですなどの心温まるメッセージをくれた方には申し訳ないと思いつつ、更新しませんでした。
そして私のハリーポッターに対する熱意も冷めていき、結果、私として閉鎖は丁度いい区切りとなりました。
新たにＨＰを立ち上げても、恐らくハリーポッターは取り扱わないでしょう。
感想が嫌だったわけではありません。続きが楽しみですとの言葉が嫌だったわけではありません。
どこからが催促になるのか、その境界線はとても曖昧で判断し辛いものだと思います。
人によって受け取り方は様々ですから、とても難しいことだと思います。
そして当たり前ですが、全ての管理人様が、私と同じ考え方や感じ方をしているわけではないということは、理解してください。
感想を求めてらっしゃる管理人様は大勢います。続きが楽しみとの言葉を待っている方もいらっしゃるでしょう。
感想を送ってもらうことは、どの管理人様も嬉しいことだと思います。
ですが、続きは？次の作品はまだ？などの、更新をほのめかす言葉は使わないで欲しいです。
これは多くの管理人様が抱えていらっしゃる問題だと思います。
早く早くと急かされても、無理な時は無理です。出来ないときは、何をやっても出来ないんです。
急いで仕上げたって、いいもの何て出来ないし、そんなに早く作品はできるものでもないことを分かってください。
感想を送ることが悪いわけでも、間違いでもないです。管理人からすればそれはとても嬉しい行為です。
ただ、その際には上記のことを心の端にでも留めておいてほしいんです。
それが言いたくて、このページを書きました。
更新を楽しみにしてくださっていた皆様には本当に、申し訳ないと思っています。
お気に入りだ、大好きだと言ってくださったのに、完結させぬまま終わる形となり、すみませんでした。
大好きでした。
感謝していました。
心の支えにもなりました。
皆様、本当に今まで三年間、ありがとうございました。
日向 なつめ
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